大好きな写真家のひとり”星野道夫”さん。
”星野道夫の仕事”全4巻シリーズの2巻目「北極圏の生命」

なぜ2巻目だけもってるかというと
大好きなホッキョクグマの写真が多いから。
1冊4700円だからということのほうが大きいかな。
一気にすべて揃えることはできません。涙。
何度みても心に響く写真ってそう出会えるものじゃありません。
星野さんが撮るクマの写真は大好き。
怖いけど、野生のクマを見たいとさえ思います。
こんなこと書きつつも、山へ行くと人一倍怖がるわたしです。(笑)
ひさしぶりに写真集を開いたのには、きっかけがありまして。
先日、テレビで温暖化問題の特集がありました。
コンピューターを使って100年後の地球を予測すると
気温は年々上昇し、サバンナは砂漠化してしまい
北極の氷はすべて解けてしまうという結果がでました。
水位があがり、消えてしまう島がたくさんあるそうです。
そのなかのひとつにアラスカにある小さな島シシュマレフ村が
含まれていました。
ここは、星野さんがアラスカに行くきっかけになった村。
写真では生き生きとしていた村は、はじめてみる映像では
波の侵食によって倒壊された家や住居を追われたエスキモーの姿を映していた。
数十年後にはなくなってしまう。
この状況を星野さんがみたら悲しむだろうなぁと
わたしも心が痛くなった。
シシュマレフを消してしまうのは、わたしたち人間の責任。
目にみえる結果はすぐにでないとしても、毎日の積み重ね。
地球にやさしい生活をすることは必要なのです。